帝都警察特殊捜査班第二小隊「忠犬」の隊長。何時も笑みを絶やさず、どの様な状況下でも余裕を持っているような風体。
元人間であるが、現在は何なのかは本人でさえも分からないらしいという噂。姿形は人間と同じものであるが、その年齢はずっと変わっていない。
昔、名のある呪術師の呪いの為の生贄として奉げられたが、抵抗の末に呪術師を殺害。生き延びはしたものの、その時何か不条理なものに囚われたではないかと本人は語る。
まぁ所詮この話も嘘か真であるかは誰も知らない。どうにもこうにも胡散臭い。帝都警察に忠誠があるかどうかも疑わしい。
能力の特性上、取り調べという拷問で呼ばれる事が多く、彼が担当した者は大概壊れてしまっている。応用性は高く補助としては最適なのだが、如何せん来るのは裏仕事ばかり。
よく鬼の誮影が何時も彼に付き添っている。和を嗜み、四季を愉しむ。料理が得意。右腕に呪詛の刺青がある。
鬼の誮影:部下