天鐘街

旧浅草の下町地区を中心とした地域の総称。
大天蓋崩落の余波を特に受けており、多種多様な隣人と人間が入り混じっている。
建物が次々と積み重ねられていき、今ではその全容を理解している者がいるのだろうか。
特に下層のものが多くある種独特な階級社会を形成している。
マフィアやヤクザなどの温床になってることも多い。
名前の由来は大天蓋崩落時に寺にあった鐘が寺毎空に浮き、今でも時刻を知らせる鐘を鳴らすことから。

かふぇ表茶屋

千代田通りに居を構える喫茶店。
もともとは団子屋だったが先代が「これからはかふぇの時代だ」といって全面的に改装した。
どこから仕入れたのかわからないメイドなる女中服が人気の秘密。
吸血鬼のアンジェラがいれる珈琲や雪男の治五郎が作るかき氷が名物。
隣人も人間も差別なく対応するため、特に中流から下層の住人に人気。
だがそのためよくトラブルが起こることも。

競り市場「暗夜の百貨店」

同盟国ではオークションと呼ぶらしい、その帝都の裏で行われる「百貨店」で出展される物品は殆どが非合法であり多種多様だ。なにせ百貨店であるのだからね。
秘密情報、窃盗品、兵器、石炭、人間etc。中には666のカジノコイン、かふぇ表茶屋の女中服、帝都探偵社や帝都護衛軍の名簿まであったりするのだから面白い。
だがこれらはまだ序の口に過ぎない。この「百貨店」で一番の目玉は、この世でもっとも種類豊富でばらえてぃに飛んでいるもの…つまりは隣人だな。

開催場所は毎回違い、出品物も参加するまでは基本的に分からない。もし君が参加したいのならば、自分の力で場所を特定し参加権を獲得するしかない。
むしろそれで参加者の力量を謀り、選別しているとも言われているから上手いやり方だ。
この競りの全てを管理している人は存在しているらしいが、その情報は全てが不明で、「百貨店」の従業員も把握はしてないらしい。希望的観測ではあるが、もし全ての競りに参加し続けたのならば、何時かはその人の情報が出展されるかもしれないな。

勿論本当に出展されたとしても君がそれを落札出来るがどうかは別問題ではあるがね。
競り市場に関する情報は私からはこれで以上だ。あぁ最後に1つ忠告しよう。この競り市場はその特性上、様々な組織や人物から狙われている。参加するなら気を付けたまえ。
…何故私がそんなことを知っているかって?その情報は出展品だ、今は教えられない。知りたいなら落札したまえ。

飛田新地

帝都にある二大色町のうちの一つ。もともとは上方にあったが、維新戦役の混乱に乗じて帝都にも進出した。
大きな特徴はその娼婦のほとんどが隣人で構成されていること。
もともと帝都にあった吉原とは仲が悪い。

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